私が最初にお付き合いを始めた蔵元さんの銘柄です。今回で2度目の訪問となりました。 とても濃厚で骨格のはっきりした酒質は「薩摩隼人だー!」と感動した記憶があります。国分市街地より東の田園の広がる昔ながらの住宅地に蔵元はあります。レンガ造りの蔵と煙突がとてもレトロな雰囲気です。近代的な機械らしいものは何一つなく、古くからの薩摩焼酎屋そのままです。
櫂入れをされてるのが、杜氏歴50年の宇治野正さん、カメ一つ一つを丁寧に手入れすることが大切だそうです。
隣の石造りの壁が麹室です。 分厚い石の壁が室温を一定に保つため麹には良い環境だそうです。勿論、もろ蓋で製麹されます。写真がないのが残念です。
カメの中で発酵するもろみ。
カメの中では一次仕込みのもろみが元気に発酵してます。表面がひび割れしているのがわかりますが、これがよい状態だそうです。